γ-GTP(ガンマ-グルタミルトランスペプチターゼ)とは、肝臓や腎臓、脾臓などに存在する酵素で、たんぱく質の分解をする働きをしています。
この酵素は、腎臓や脾臓に障害があっても血液中にはあまり出てきませんが、アルコールによって肝臓や胆道に障害が起きると血液中で増加します。
【検査の目的・方法】 アルコール性・薬剤性の肝機能障害や胆道系疾患を見つけるための検査で、採取した血液を遠心分離器にかけ、血清部分を自動分析器で検出します。
【検査基準値・数値の見方】 基準値(正常値) : 男性 70 IU/l以下
女性 30 IU/l以下
※IU/lは酵素量を表す単位で、毎分1マイクロモルの基質を変化させる
酵素量です。
【疑われる病気(異常値のとき)】 基準値(正常値)より高い場合には、アルコール性肝炎、アルコール性脂肪肝、胆汁うっ滞性肝炎、急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がん、薬剤性肝障害、胆石、胆道炎、総胆管結石、胆道がん、膵臓がん、膵炎などが疑われます。
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