コリンエステラーゼは、コリンエステルというアミノ酸をコリンと酢酸に分解する酵素で肝臓でつくられます。神経・筋肉・赤血球に多く含まれるものと、血清・肝臓・膵臓・腸に多く含まれる2種類があり、検査では、後者のコリンエステラーゼを対象とします。
【検査の目的・方法】 肝臓や腎臓の障害を調べる手がかりとして検査します。測定法には、アセチルコリン基質法、ブチルチオコリン基質法、p−ヒドロキシベンゾイルコリン基質法などがあります。
【検査基準値・数値の見方】 基準値(正常値) : 180〜440 IU/l
※IU/lは酵素量を表す単位で、毎分1マイクロモルの基質を変化させる
酵素量です。
【疑われる病気(異常値のとき)】 ・基準値よりも低い場合
急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変、悪性腫瘍、有機リン系農薬中毒、低
栄養などが疑われます。 ・基準値よりも高い場合
ネフローゼ症候群、甲状腺機能亢進症、脂肪肝、糖尿病、高血圧症
などが疑われます。
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