血液像は、白血球分画とも呼ばれ、白血球の種類と増減割合を調べるものです。白血球の種類には、好酸球、好中球、好塩基球、リンパ球、単球の5種類あり、それぞれ形状や働きに違いがあり、病気の種類によって出現頻度が変わってきます。
【検査の目的・方法】 白血球を詳しく調べてその分布比率を表すことによって、病気の診断の手がかりにします。検査は顕微鏡で算定したり、自動血球数装置で測定したりします。
【検査基準値・数値の見方】 基準値(正常値)は、白血球100個当たりの比率で表します。 ・好中球(分葉核球) : 40〜60%
・好中球(棹状核球) : 2〜12%
・リンパ球 : 20〜45%
・単球 : 3〜 7%
・好酸球 : 1〜 6%
・好塩基球 : 0〜 2%
【疑われる病気(異常値のとき)】
・好中球の増加 : 外傷、感染症、心筋梗塞、白血病など
・好中球の減少 : 敗血症、再生不良性貧血など
・リンパ球の増加 : ウイルス感染症、甲状腺機能亢進症など
・リンパ球の減少 : 悪性リンパ腫、白血病、癌など
・単球の増加 : 結核、梅毒、水痘など
・好酸球の増加 : アレルギー性疾患、寄生虫病など
・好酸球の減少 : クッシング症候群など
・好塩基球の増加 : 多血症、慢性骨髄白血病など
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