医師は、医学に基づいた専門知識と技術を用いて病気やケガの診察および治療・予防など、医療行為や保健指導を行う医療従事者です。
国家資格であり、「医師国家試験」に合格して医籍登録を完了したものに厚生労働大臣より免許が与えられ、医師法の適用のもと医療行為が行われます。
「臨床医」と「研究医」の2つに大きく分けることができ、「臨床医」は、患者に接しながら診察や治療を行うもので、医療機関に勤務する「勤務医」と自ら病院や診療所を経営する「開業医」に分けられます。
また、「研究医」は、病気の原因をつきとめるために大学や研究所で基礎医学の研究に専念しています。
これら以外にも医師の呼び方には、「内科医」や「外科医」など専門の診療科の種類によって区別されることもありますが、「認定医」や「専門医」、「指導医」などの資格や「医学博士」などの肩書きもあります。
・認定医
医師の免許は、内科や外科、小児科など特定の診療科に与えられるものではありませんので、基本的には医師免許を取得すると、経験が浅くてもどの診療科目でも医療行為ができることになります。そのために、各診療科の専門(たとえば日本内科学会など)ごとに認定医制度が設けられています。これは各学会の審査により、臨床に関する知識と相応の経験などを有すると認められた医師が、その学会の認定医になれる資格です。
・専門医 日本医学会加盟学会で組織した専門医認定制協議会が、5年間以上の専門研修を受け、資格審査ならびに専門医試験に合格して、学会等によって認定された医師を専門医と定義しており、認定医よりさらに専門の経験が必要となります。
・指導医 各学会が定める所定の審査に合格し、認定医や専門医を育成、指導するために十分な能力と経験があり、今後も関連業務に専従することが明らかである場合に認定されます。
・医学博士 医学系の大学院の研究科で4年間の博士課程を修了すると医学博士の学位が取得できます。医学部出身でなくても取得することができ、また、医師免許(国家資格)を持っていなくても取得できるものです。
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