入院して困ったことといえば、何といっても体が不自由だった頃に自分でトイレに行けなかったことです。
どうしても看護師さんの介助が必要となりました。小さいほうは尿瓶(しびん)で済ませることができましたが、大きいほうはそうはいきません。
オムツという方法もありましたが、私の選択肢にはなく、痛みを我慢してでもトイレに行くようにしました。
ただ、この年令になっても、看護師さんに下着まで下げてもらうのはものすごく恥ずかしかったので、便座に座るまで介助してもらい、後は自分の力でゆっくりと体を浮かすようにして、下着の上げ下げをするようにしていました。この作業はけっこう時間がかかりました。
それにしても、ウォシュレットが付いていて、どんにありがたいと思ったことでしょうか。
その他に困ったこととしては、次のようなことがありました。
【睡眠不足】
病院で、就寝時間から起床時間まで安眠できることは、ほとんどないといってもいいかもしれません。これはその人の性格や体質なども関係しているかもしれませんが、病院では睡眠を妨げられる要素が数多くあります。
たとえば、ケガや手術による痛み(あるいは他の人のうめき声)、イビキ
寝言、夜中の他の患者さんと看護師さんの会話などです。
また、私が入院したような救急病院では、夜中に何度も入ってくる救急車のサイレンの音も睡眠の妨げになったりします。
入院生活になれてくると、多少のことはあまり気にならなくなるのですが、さすがに、大きなイビキだけはどうしても我慢ができず、最後まで慣れることができませんでした。できれば、耳栓とアイマスク、日頃使用している自分の枕などを用意していたほうが良いかもしれません。
ただ、入院していると、夜にあまり眠れなくても、昼寝をすることはいくらでも可能ですので、睡眠時間そのものはあまり気にしなくてもいいと思いますが、逆にそれが高じ、夜に眠れなくなる人も時々います。
【身だしなみ】
身だしなみといっても、女性の場合はお化粧だと思いますが、私の場合は髪の毛でした。
もともとは7:3に分けていたのですが、整髪したとしても病院ではベットに横になることが多く、すぐにボサボサ頭になってしまうので、自分でも鬱陶しく感じていました。
おまけに部分的にバーコード状態になっているところもあり、手術が終わってしばらくしてから、思いきって坊主にしました。坊主頭はとても気楽で清潔感もあり、退院した今でも続けており、やって良かったと思っています。
【便秘】
入院すると、便秘になってしまう患者さんが多いようです。私も今までに便秘になったという記憶がありませんでしたが、入院してすぐ便秘になってしまいました。
運動不足が一番の原因なのでしょうか、どうもベットで安静にしていなければならない人に多かったような気がします。毎日の看護師さんの巡回で、必ずお通じがあるかどうか聞かれ、何日もないと便秘薬が与えられますが、重症の場合は浣腸をされることになります。
入院中の後半からは治まってきましたが、便秘がこんなに苦しいものとは思っていませんでしたので、便秘で苦しんでいる人の気持ちがわかるようになりました。
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