入院は、その状況に応じて「緊急入院」と「予定入院」に分けることができます。
私のように救急車で病院に運ばれたり、体調が悪くて病院に行ったときに、思ったより病状が悪くてそのまま入院をさせられるものが「緊急入院」です。
それに対し、外来受診からの流れで精密検査のために短期間入院する場合や手術が必要となった場合、また、ある特定の病気に対する教育的入院や他の病院から転院する場合などは「予定入院」に該当します。
これとは別に、精神科での入院形態には3つあり、自分の意思で入院に同意する「任意入院」、本人の意思に関係なく精神保健指定医によって診断されたもので保護者や扶養義務者の同意があれば入院させられる「医療保護入院」、保健所から都道府県知事に申請されたもので精神保健指定医2名以上によって入院が必要と判断される「措置入院」に分けられます。
【入院前】
入院が必要かどうかを決定するのは医師ですが、受診した本人や家族が入院することを了承して初めて、入院の手続きが始まり、医師から入院や手術などに関する説明を受けます。
入院日が決定されますと、入院日までに、入院申込書や身元引受保証書など必要書類の提出や健康保険証の提示を求められます。
【入院直後】
入院と同時に、バーコード式のリストバンドを装着させられます。
これは名前や生年月日などを記載したもので、検査や治療のときの人為的ミスを防ぐためのものです。
入院当日には、担当の看護師さんから患者さんを管理するための多くの質問を受けます。私の場合は、ケガによる緊急入院でしたので、激痛に耐えながらもなんとか答えたましたが、本当は後回しにしてほしいとの気持ちでいっぱいでした。
質問内容としては、家族構成や連絡先、職業、身長・体重、ケガの原因病歴やアレルギーの有無、使用している薬、コンタクトや入れ歯使用の有無などで、ほかにも聞かれたと思いますが記憶がありません。
手術がある場合には、手術前に家族同席のもと主治医から詳しい説明があります。現在のケガ(あるいは病気)の状態、なぜ手術が必要か、手術時間、手術方法、成功率、リハビリの期間などが説明されます。
疑問点や不安なことは必ず質問して納得しておくのが良いと思います。
【手術】
手術については、「手術・手術前と手術後」のページをご覧ください。
【リハビリ】
手術の次の日からリハビリをすることになり、自分の感覚では、まだリハビリどころではなかったので少し驚きました。担当の理学療法士(確認はしていませんが、たぶんそうだと思います)の方が病室まで迎えに来てくれて、車椅子でリハビリ室まで連れて行ってくれました。
要するに、ケガをした部位以外でも運動をしておかないと駄目だということで、基本的動作能力の回復を図るための訓練やマッサージが土日以外は毎日行われました。
1ヶ月ごとにリハビリテーション総合実施計画書というものが作成され、それに基いた訓練が実施されます。
【退院】
病状がある程度まで良くなると、退院するというよりは、させられます。
どの病院でも在院日数を少なくするというのが基本方針のようで、患者さんが日常生活の行動に不安を持っていても、主治医が大丈夫と判断した場合は、回診などで1週間くらい前に退院を告げられます。
入院した本人がなんとなく考えている退院の時期より、早くなるのが一般的のような気がします。
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